仕事をする時はジャンジャンバリバリ働く【斎藤一人】

斎藤一人さんの仕事の話

仕事してても楽しいから一生懸命やってんの。

俺、税金なんか1円もごまかしたことないの。

だってごまかしたくないの、だって楽しいんだもん。

みんな、苦しみすぎるんだよ。

立派に生きようとしすぎるんだよ。

もっと楽しくやりゃぁいんだよ。俺はいろんなゲーム考えるの好きなの。

サッカーなんか、手使っちゃいけないって足だけにしたらあんなに燃えてんだよ。

俺この前、足も使わなかったらどうなるんだろうったら、みんな寝てて口でずっと言ってるって(笑)。

これは盛り上がんないかな(笑)

自分のやってることをゲームにしてごらん?

で、今自分が一番大切なこと、今上司をどうしたら機嫌よくさせられるだろうか、どうしたらいいだろうか。

俺、今不況が来てっからうれしくてしょうがないの。

面白いんだよ。絶対に不況が来た時、売り上げを上げられないって、うちどんどん上げてんだよ。

わかるかい?ゲームのように楽しいの。

そして、せっかくひとりさんと知り合ったんだから、仕事って楽しいんだよって。

あのね、パーティーもそうだよ。本当は何でも楽しいんだよ。どんなんでも楽しいの。

楽しくない人はね、我(が)が強いんだよ。

それから一生懸命じゃないの。一生懸命やんないから楽しくないんだよ?

魚釣りでも何でも一生懸命やんなって、サッカーでも一生懸命やんなって。

そしたら絶対楽しいんだよ。あの、どんなことでも一生懸命やると、楽しいし、応援が出てくるんだよ。わかるかい?

で、今やってることを楽しく生きる。今この世を楽しく生きる。これが悟りなんだよ。

ここから逃げることじゃないんだよ。精神論やる人は逃げすぎるんだよ。

会社が嫌だ、あの部長が嫌だ、だから変な、こもって座禅みたいなの組んだりいろんなことしてっけど、逃げたって逃げれないんだよ。

それより、あの部長を喜ばせるにはどうしたらいいだろうか、じーっと、ゲームなんだよ。わかるかい?ね?

で、それがわかったら同僚にもやる皆にもやる、みんなにやったらおもしろいよって。

俺、人を喜ばすの大好きなんだよ。

だから、物事がなんか問題起きるとみんなが楽しく解決する方法って、ずーっと考えてたの。

俺のお弟子さんに「仕事も同じだよ」って、精神論も仕事も同じなんだ。

笑顔一つでも、みんなが会いたくなっちゃうような笑顔にすればいんだよ。

笑顔だけでも一生懸命やると面白いんだよ。みっちゃん先生は俺の弟子になった時、「一生かけて人を褒めるということをテーマにしなさい!」ったら、ずーっとそれだけに一生懸命なの。

そしたら、持ち物も着る物もどういう人に褒められたらいいかを考えな?そしたらすごく楽しくなるよ。

どんな人にも一つずつテーマがあるんだよね。

で、俺は商人だからお客さんが喜ぶことを考えるのがテーマなの。

で、一生懸命それをやればいいの。で、コツがわかれば悟りでも何でもわかるよ。

コツは一個なんだよ。ともかくみんな一生懸命やろう。一生懸命やると面白くなる。

あいつ嫌だこいつ嫌だっつったって、あいつはいなくなんないし、こいつもいなくなんねんだよ。

あいついてもけこう、こいつもいてもけっこう。サッカーだって全部球入れさしてくれたら面白くねんだよ。

一生懸命こうやって邪魔する奴がいたり、いろんな奴が出てくっから、ね?

やっと入ったって面白いんだよ。ね?わかるかい?

俺、サッカー苦手なんだよ。ずーっとやってて1点ぐらいしか入んないから見てっとさ、辛くなっちゃうんだけど一生懸命じゃん。

わかるかい?一生懸命やるとあの一点が狂気するほど嬉しいんだよなって。

難しいから嫌なんじゃないよ、大変だから嫌なんじゃないよ、ゲームだと思って一生懸命やんな。

最後は人間実力だからね。で、実力っていうのは学んでやって学んでやるの。

で、実力とは人と比べちゃいけないの。

自分が遥かね、目的地からうんと遠ざかってたら、実力をつける最大のコツは実力がないということを認めることなんだよ。

自分のいる位置がわかりゃ、そっから動き出せばいんだよ。

怖いんだよ。自分の実力って本当にこう、自分が遠ざかってて、落っこちる?(笑う)。ね?わかるかい?

うんと遠ざかってて自分の位置を見るのを嫌がるけど、地図でも自分の位置がわかんないと、地図見れないんだよ。

どんなに遠くてもいいからそっから歩き出せばごぼう抜きなんだよ。

ほとんどの人間は才能があってもそっから動かないから。ほとんどやらないんだよ。

だから、やる気のある奴はごぼう抜きなの。

ともかく昨日の自分よりよくなれば実力がついた。

ひとりさんは完全実力主義。過去一回も失敗もないの。

なぜ失敗がないかっていうと、「こうじゃいけないことがわかった!」ってだけなの。

益々自信を持つの。

俺が100回失敗すると、100回これじゃいけないことがわかったってだけなの。

で、成功するまで、成功した成功した成功したでいっちゃうの。

だから、過去一回の失敗もないの。

ただ、周りから見てると、「斎藤さんはいくら失敗しても挫折もしなきゃ何もない」、俺は失敗したつもりがないの。

だって初めてのことやるのにわかんないもんね?

潰してくしかいもんね、思いついたやつから潰してくと必ず成功するの。

わかる?ね?いいかい?岩魚(イワナ)釣るのにはこの餌(エサ)がいいって、それ発見した奴がいるんだろって。

俺たちは未知の世界に挑戦してる、何くっつけたら釣れっかわかんないんだよ。

だから、思いつくやつ片っ端からつけていくしかないんだよね?

それで魚釣り上げるようなもんなんだよ。ね?

それをやるんだよ。今までのバブルの時代と今じゃ時代が違うんだよ?

その時代が違う時、みんなに受け入れられる方法を発見するって大変なんだよ?

したら、思いついたの片っ端からやるの。

で、それをいちいち一回やる度に「ダメだった」、「失敗した」って、重い。。

この前、「斎藤さんね、私は黙々と働いてんだけど生活がよくなんなくて。。」、おまえな、黙々と働いちゃダメだ。

ジャンジャンバリバリ働くんだ(笑)。だって黙々とやってもダメ。

だったって、黙々の後につく言葉ってたいがい想像つくんだよ。

だから、これから会社行くぞ!って、黙々と働くぞじゃダメ、ジャンジャンバリバリ働くぞ!って行くの。

でね、ジャンジャンバリバリって言ってるとそういう気になってくるの。わかるかい?

だからね、言霊っていうのを利用するの。

で、言霊を利用すると何でもできるようになってるの。